日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

どんな奇抜なオチなんだ?と、ショートショートを期待して読んだのだが、この作品はふうわりと優しいファンタジーだった。その点がずれていたので、ちょっとがっかりな読後感。
平易で読みやすい文は相変わらず。

少年「僕」が、いろんな人の夢の世界をめぐる。
僕は、夢を見ている人の、現実の姿も垣間見ることができて、王子様が寝たきりの病人だったり、現実では華やかに笑っている人が夢の世界は悲しい街だったり、深い洞察だなあと思わされるのだが、ショートショートの過激さがなくて物足りなかった。

SFでもファンタジーでも、ありえない状況や見知らぬ世界を描くとき、だからといってデタラメでよいわけではなく、その中では筋が通っていたり、つじつまがあっていないと気持ち悪い。
放置すべきところは放置し、説明をつけるところはつける。
その創り方が、星新一は、やはりうまいと思う。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://homamiya.blog46.fc2.com/tb.php/74-3a120987
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。