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日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば


吉川英治文学新人賞受賞作。読みやすく、言葉もストーリーも優しく、飄々としているけど切なくもあり、だけど私とはあまり相性が合わなかった。再読したいとは思わない。

●女子高生・佐和子は、父、母、兄、佐和子の4人家族。必ず全員そろって朝ご飯を食べるし、家族同士でいろいろ話をするし、お互いに愛情をもって接している。とても優しい。
でも、父親は自殺未遂の経験があるし、母親はそれによって父親と一緒にいることがどうしてもできない精神的な病で家を出ているし、兄は非常に優秀だけど何事にも真剣になれないでいるし、私にも問題がある。
だからと言って、家庭がすさんでいるわけではなく、家族はそれぞれ相手のことを思いやり、かわされる会話は穏やかで可愛らしい。

卵の緒」の方は、この穏やかで可愛らしい文章がぴったり来たのだが、この本は、内容的にはかなり深刻な話題を、なぜか淡々と優しい文章で書かれているのが、どうもしっくりこないのが、相性が合わなかった原因かしら。

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