日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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ストーリー:◎
9つの奇想天外なストーリーの短編集。
動きがある展開が粋で、発想が面白い。起承転結がハッキリしていて、結びの部分が皮肉的で意外性や茶目っ気があるのがいい。

特に好きな3つ。

●「日の出通り商店街 いきいきデー」
日の出通り商店街には、年に1度、いきいきデーなるイベントがある。これは、「誰を殺してもいい楽しい祭り」。
ただし、暗黙のルールがいくつかあり、その1つに、
「己れの職能に関するノウハウをもってプレイすること」
が、ある。
そこはそれ、商店街だもの、中華料理屋は中華鍋と中華包丁を持って、天ぷら屋は煮え油を武器に、商店街をウロウロし、出会った相手と命を賭けて戦う。
そんな武器たちなので、戦いの様子も、どこかコミカル。

このぶっとんだ発想が、どこから出てくるのだろう?

●「掌」
同棲する男女の部屋のふすまについているシミ。
女性は、赤ちゃんが汚れた手でさわった後にカビが生えたものではないか?と言うが・・・。

最後のシーンがすごく映像的で、その光景を想像してしまってコワい。
凍りつくような、終わり方が印象的。

●「ラブ・イン・エレベーター」
新築ビルのエレベーターに乗り合わせた男女。
エレベーターはごくフツウに上昇を始めるが。
いつまで経っても、止まらない。
中の男女に正確な時間はわからないが、何日も、ひょっとしたら何年も、上昇を続けているのでは・・・?
これも発想が面白い。オチも洒落ている。
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