日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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本屋さんをぶらぶらして、知らない作家に手を出すときは、タイトルとオビと裏表紙のあらすじを見て決める。

"「女になんか生れるんじゃなかった」と思っているあなたに、ぜひ読んでほしいミステリー"
"本屋大賞2位作家"
というオビの文句と、探偵役が整体師という設定が面白そうだったので買ってみたが、盛り上がりに欠け、いまいちのめりこめず。

●一人暮らしを始めたOLの梨花子は、優等生でいい子ちゃん。手紙を開けられた跡があるなど、ストーカーの気配を感じ、おびえる。
アパートの両隣は、だらしなかったり、ハッキリものを言ったり、梨花子と違うタイプの女性で、どうも合わないし、職場で孤立したり、ストーカーに狙われたり、不穏な気配の日々が続く。

結局、それらの原因は、梨花子にもあり、事件が、というより梨花子の心が、解決へと向かうきっかけのシーンとして、整体師に「あなたは臆病だ」という旨の事を言われるくだりがあり、そこは印象的だった。

自分の身を守るために臆病であることは悪いことではないが、臆病であれば誰かが守ってくれる、と思い込む事は悪いことだ、と言う。
女性の中には、臆病であれば世界が自分を守ってくれると信じている人がいるが、臆病でも無鉄砲でも他人が守ってあげることはできない。
守られたい女や、女を自分の檻に閉じ込めたい男がつくった価値観や物語の罠にひっかかってはいけない、と。

女だからというわけではないが、私は、自分がいい歳してるくせに、まだ誰かが守ってくれる子供であるような気が時々していて、このくだりにちょっと胸をつかれた。

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