日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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文:○ キャラ:○

日本名城伝につづく、私にとって2作目の海音寺潮五郎作品。

戦国時代の希代の快男児、前田慶次郎を書いた小説。
さわやかで無邪気で自由な男っぷりが、ステキだが、前田慶次郎モノでは、先に漫画の「花の慶次」を読んでしまっており、それに比べると華々しさが物足りない。「花の慶次」の方が1つ1つのエピソードが派手で面白かった。

前田慶次郎が恋をした自分に当惑するシーンの書き方がかわいらしい。おのれの精神をしばるものは何であれ許せず、恋なんて出来ないだろうと決めつけていた彼が・・・


「一体、この気持ちはなんであろう。一人の男が一人の女のことをたえず思い、たえず気にし、たえず胸をわくわくさせ、そのわくわくは、苦しく、また切ないが、一種の快さを持っている。-伊勢物語によると、かかる気持は、つまり、エヘン、恋である。源氏物語によると・・・・・また恋としか鑑定のしようがない。古今集に照らし合わせてみると、そうだな、やはり恋と断定せざるを得ない・・・・・・」
 これまで読んできた、あらゆる国文学の典籍全部に照らし合わせてみたが、そのいずれも同じ結論が出た。(略)
「おどろいたなあ。おれが恋をするとは!ほう、おれが恋をするとは!・・・・・・」』


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