日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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新撰組、特に、土方歳三がものすごくかっこよく書いてある。
ここまでドラマチックにかっこいいと、やや女子向け同人誌っぽさも感じるが、こういう面白さも、まあ、ありか、と思う。
土方の歴史、というか函館・五稜郭で死ぬまでの動きがよくわかる。

命をかけて、サムライであろうとする男たち。
それを慕い、幼いながらも戦場に勇敢に散る少年達。
人物描写でも、心理描写でも、人と人の関係を表す記述でも、美しく、かっこいい描写にいとまがない。

たとえば、わずかな新撰組隊士とともに、新政府軍に囲まれ、絶体絶命の場で、敵の軍監・有馬とその従者・坂本に対面し、ぬけぬけと新撰組である事を隠して「自分達は幕臣で、一揆の鎮圧中であり、新政府軍に弓引く者ではない」と言う場面。他の隊士が恐怖に震える中、土方は・・・・。

『こういうときの土方は(中略)目を見張るほど物腰が優雅になる。さらに土方は有馬の後ろに従える坂本にしばし視線を移し、フッと一瞬微笑んでみせた。十代の坂本はその不意打ちに頬を赤く染める。』

この場面でフッと微笑んだりしちゃう所が、かっこいいなあ、と思う。

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