日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
キャラ:○

第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
江戸時代モノなのに、ファンタジー?と思ったが、ごく自然に江戸時代+ファンタジーが融合している。
そういえば、日本では昔から、器物が100年を経ると、魂が宿り、付喪神(つくもがみ)という妖怪になると言われているではないか。(「付喪」は当て字で、正しくは「九十九」と書くらしい)


●江戸で、廻船問屋と薬種問屋をいとなむ大店の、病弱な一人息子「若だんな」には、妖(あやかし)がついている。
人間の姿をして店でも手代として働く仁吉、佐助は、白沢(はくたく)、犬神という力の強い妖。若だんなに仕え、世話をやいてくれ、時には迷惑とも言えるほど、大事にしてくれる。
その他、鈴の付喪神の鈴彦姫、小っちゃな小鬼のような鳴家(やなり)、屏風の付喪神、かわうそ、、、などなど、にぎやかで、本人達は至極マジメだが、やはり人とは感覚が異なるせいでか、どこかユーモラスな妖たち。

この本では、夜道で殺人現場に行き会ってしまった若だんなが、危ない目に遭いながらも、妖たちと事件を解決。ついでに、なぜ若だんなに妖がついているのか?も解明される。この後、シリーズ化されており、続きはまだまだ。

人のいい若だんなと、妖たちの掛け合いが楽しい。
独り立ちしようとする若だんなに、いつまでも子ども扱いの周り。黙って抜け出しては、見つかり、周りを心配させ、怒られる。同じパターンが続くのだけど、飽きないし、微笑ましい。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://homamiya.blog46.fc2.com/tb.php/23-1babfa37
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
大店の若だんな・一太郎は、めっぽう体が弱い。 なのに猟奇事件に巻き込まれ、仲間の妖怪と解決に乗り出すことに。 再読。可愛い鳴家、犬...
2009/10/03(土) 17:45:03 | 粋な提案
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。