日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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このミステリーがすごい第7回大賞受賞作家の最新作!!という帯に惹かれて買ったが、期待したほどではなかった。

四国の小さな城下町の、3人の高校生の物語。
入学したばかりの亀井カズキは、ひょんな事から、地元で有名な「ネコ」こと猫沢ハジメと、「イヌ」こと犬崎タダシと知り合い、テンポよいタッチで青春が語られつつ、ちょっとした謎解きが物語りに加わる。その青春ぶりが、ちょっとストレート過ぎたり、謎解きが他愛なさすぎて物足りない。
クールで気ままなネコ、人情肌ですぐに拳が出るイヌ、どちらもイケメンで学校中の有名人、というキャラ設定が安直で、ネコが教室に来ると『クラスの女子が旨の前で祈るように手を組み、瞳を輝かせ、彼を見つめているのがわかる。』という描写もわざとらしい感じがする。

番外編として挿入されている、イヌの小学校時代の物語「子イヌ」は、そのストレートさが、小学生くらいだと、丁度良いさわやかさになっていて、微笑ましい感じでよかった。

天使を探す2話目に出てくる、このやりとりは、漫画っぽいけど、ぴりりとスパイスが効いてて好きだ。
『「天使って存在するの?」
「天使が存在しないって誰に教えられた?」ネコが不機嫌そうに眉根を寄せる。「その質問は世界を退屈にする。気をつけて」
(中略)彼が言うように否定的な質問は世の中を狭くし、つまらなくする。』
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