日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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ストーリー:○

村上龍の小説は、肉体に関する描写がリアルで汚くて気持ち悪くて、はじめは「うっ」と思うのだが、それが強烈で、読んでいくうちになじんでくるのが快感。

福岡が、北朝鮮の軍に占領される。ふぬけた大半の日本人はなす術もなく侵略をゆるす。その一方、殺人をなんとも思わないなど社会不適合な変わった感覚を持つ子供たちがそれに対抗する。
ファンタジーとも言えるようなストーリーだが、緻密な文章にたたみかけるように先へ先へと押し進められて、違和感を感じない。あっという間に読み終わった。

読み終わったあと、私に残った印象は、

民主主義とは、多数派が幸せになるための仕組みで、少数派の幸せは無視される。
大多数の人は、多数派側だからそれに気が付かない、あるいは気が付かないふりをしているけれど、いつ、どんなきっかけで少数派になり、不利益をこうむるともわからない。

それを承知で、多数派にいるのか?単に居心地がいいからと何も考えないでいるのではないか?と問いかけられたような気がした。

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