日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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中島らもがアジア各国を旅して感じたアジアの背骨のようなもの、その匂い、空気の色を描いた短編集。

どこかの南の島から始まってスリランカ、バンコク、上海、香港、インド、韓国、ベトナム、バリと続く。アジアのねっとりしたかぐわしい、雑多な雰囲気が香っている。読後、旅に出たくなる。
寓話・昔話風だったり旅の紀行文のようであったり様々だが、いずれも、短い文がテンポよく並び、終わりにもいちいちちゃんとオチがあるのが小気味よい。

インドで中島らもが目撃した、あるシーンについての記述が印象的。

『あの美しい一瞬。そうした瞬間を紡いでいくためにだけ、わたしは何千枚という原稿用紙を文字で埋め尽くしていくのではないだろうか。』
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