日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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雑誌「つり丸」に連載された、椎名誠とその仲間たちの釣り紀行。

仲間と体力抜群の若い奴隷たちを引き連れ日本各地に出かけ、雑魚を釣って、キャンプして、夜は騒いで焚き火をしながら踊ったり叫んだり、とりとめなくバカ話をしたり、中毒死しそうになったり。

「真剣に遊ぶいい歳した大人たち」は見てて気持ちいい。
スパンスパンと進む文章が楽しく、この1冊は立派な娯楽だった。

千葉で釣りをしている最中に2人の少年に出あったシーンでの椎名誠の感想が印象にのこった。

少年たちはマナイタとナイフで小魚をさばいて刺身にして弁当のおかずにしている。
それを見た椎名誠は、

『マージャンに負けてあらゆる敗北感にひたっていたおれはその光景を見て日本の未来に一縷の光を感じた。我ながらどうもいうことが大袈裟だが、しかしこうして自活の技術を持っている子供がまだいたのだ。
おれは仕事がらみで世界のいろんな国へ行くが、多くの国で感心するのが子供たちのサバイバル能力の高さだった。(中略)手製の銛をもって十メートルぐらい潜っていって五十センチぐらいのナマズを突いてくる少年などを必ず見かけ、日本のひ弱なガキどもとの差に嘆いていたのだった。
しかし千葉にはまだこういう子供がいるのだ。』

少年たちは、母親からは海に行ってはいけないと言われており、バレると怒られる、という。

『日本にサバイバル少年がなかなか育たないのはこういうひ弱な親がからんでいるからなのかもしれない。』
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