日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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ある日、ある町の住人がごっそり消滅する。
それは『町』と呼ばれる何らかの大きな意思によるもの。
管理局という国家組織はそれに対抗すべく、消滅について調査し、次の消滅を予測し、防ごうとする。

「消えた人々の事を悲しむと余滅が起こるため禁止」とか「消えた町の名前が入った書籍や書類は全て削除する」とか「消えた町に関わると汚染を受ける」とか、町の消滅というあり得ない現象について細部まで設定されている。
国に関しても、そこは日本のようで日本ではないようで、「西域」と呼ばれる外国や、西域の人々が暮らす「居留地」があり、居留地の民にはこれまた独特の掟やら文化があるのが垣間見える。
ここまで「ありそうでない」世界を作り上げるのはすごいが、細かく作り上げられた世界が、前に呼んだ短編集「バスジャック」だと楽しめたが、長編だと食傷気味になってしまった。

理不尽に突然大切な人を失った人々や、管理局に籍を置き町と壮絶な戦いをする人々のヒューマンドラマは実にドラマチックだが、登場人物たちの台詞や行動も、いかにも、という感じで飽きてしまうし、出てくる人同士があれよあれよという間に繋がる展開もややわざとらしくて楽しめなかった。
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