日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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戦国時代の中国で活躍した、築城の名人として名高い、墨子。
彼が作った教団は、「兼愛」「非戦」「弱気を助け強気をくじく」という思想にもとづき、日々、城を守る技術と知識を磨き、大国に襲われる小規模な城を守る弱者を助けるべく教団メンバーを傭兵として派遣する。

墨子の跡を継ぎ、3代目の田嬰の元で働く革離は、ある日、大国・趙の攻撃を受ける小さな城へ、救援へ向かう。
本来はチームで派遣され、それぞれの専門分野で坊城を担当するのだが、革離はこの時、当初の思想から離れつつある教団に反発し、田嬰の命令に反する形で、たった1人で城へ乗り込むことになった。


あらゆる手をうち、女好きでやる気のない城主と、非戦闘員の村人達を抱えて、革離が坊城に奮闘する様が、無駄の無い文章で描かれる。

ストーリーとしては割と味気なく、さらりと読み終わってしまうが、革離が見せる、守り方の1つ1つの磨かれた技術・知識や、ほとんど寝ないで無償で働く特異な勤労意欲に見える墨子教団の思想は「へぇ~!!」「はぁ~!!」と面白く読める。

漫画にも映画にもなっている。激しい攻防戦を映像で見るのもまた面白いかも。






コメント
この記事へのコメント
酒見賢一の作品は奇妙な面白さがありますね。
他の作品もぜひお読みください。
2009/06/14(日) 10:08 | URL | ふくろう #kZB9b/iA[ 編集]
本の中に独特な世界がありますね、歴史のようで創作のような。ある意味ファンタジーとも言えるような・・。
デビュー作の「後宮物語」が好きで、その後しばらく読んでなく、久々の1冊でした。「周公旦」も買ったので今度読みます!
2009/06/15(月) 10:23 | URL | homamiya #-[ 編集]
小説を読んで、それから映画を見ました。どちらもおもしろかったですねぇ。この本は薄いのですが、それでも読み応えがありました。
2009/11/10(火) 20:33 | URL | ディック #22hNL7Yc[ 編集]
ディックさん
私は残念ながらまだ映画見れてません・・・ツタヤ行かないと・・・
この作家さんは世界をつくりあげるのが上手です
2009/11/24(火) 12:00 | URL | いと #-[ 編集]
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