日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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彼氏と大喧嘩の果てに薬の過剰摂取で精神病院に強制入院となった主人公・明日香。目が覚めたら体が拘束されていて、そこから入院までの経緯を思い出したり、病院内の観察したり、徐々に状況がわかってくる運び方が上手。
短くポップな文体が無駄ない描写で、薄くてさらりと読めるが、院内のいろいろな種類の患者やナースの様子も手広く描かれ、内容は見た目より充実している。

自分がここにいるのは間違いで一刻も早い退院を願う明日香だが、前の旦那との離婚話やそこからの鬱など、なかなかハードな人生で、そういった過去を見つめなおし、ラストでは再生への一歩を踏み出す、というところまで展開する。

コンパクトにまとまっていて読みやすい。
が、軽やかな文体で気持ち悪い事を書いてあるのが、どうも合わなくて読んでるとゾワゾワしてしまった。
冒頭のゲロでうがいをするシーンはその最たるもので、かなり気分悪くなるけど、斬新で秀逸ではある。
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