日々の読書

日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば
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「悪人」が映画化されて話題になった作家。小説「悪人」を読む前に、軽く短編集でも読んでみようかと購入。

都会でもがくように生きる男女の短編が5人分、5つの短編。1編わずか30ページ。
それだけで1人の人をどれだけ語れるだろう?と、思うが、この短さで、その人間の人生が匂うような、「人生のヒトコマ」の切り取り方がうまい。
堂々と言い張れるような幸せではなく、でも何もかもあきらめているわけでもない。彼らなりにもがいてる、それがわかって共感するし、もどかしいし、微笑ましい。

どの短編にも共通して2人の小学生の兄弟が登場するが、彼らを通じて5つの短編がつながる、という連作の楽しみは、残念ながら、あまりない。この兄弟を登場させる意味はあるのだろうか?
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