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<title>日々の読書</title>
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<description>日々、つれづれなるままに読んだ本の、感想おきば</description>
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<title>★★☆☆☆扉は閉ざされたまま-----石持浅海</title>
<description> 「このミステリーがすごい２位」の帯に期待しすぎた。大学時代のサークル仲間７人が久々に集まる。舞台は都内の古風な洋館のペンションで、序章で主人公・伏見が仲間の１人を殺し、犯人がわかった状態でスタート。仲間の死の発見を遅らせようと工作する伏見、その言動に疑問を抱き、追求する碓氷優佳。舞台はペンションの中でずっと閉じたまま、２人の頭脳戦が繰り広げられる、という設定はなかなか面白い。犯人は最初からわかって
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<![CDATA[ <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hinemosunotar-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4396207972" style="width:120px;height:240px;float:left;margin-right:10px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>「このミステリーがすごい２位」の帯に期待しすぎた。<br /><br />大学時代のサークル仲間７人が久々に集まる。<br />舞台は都内の古風な洋館のペンションで、序章で主人公・伏見が仲間の１人を殺し、犯人がわかった状態でスタート。<br />仲間の死の発見を遅らせようと工作する伏見、その言動に疑問を抱き、追求する碓氷優佳。<br />舞台はペンションの中でずっと閉じたまま、２人の頭脳戦が繰り広げられる、という設定はなかなか面白い。<br /><br />犯人は最初からわかっているが、伏見が執拗に発見を遅らせようとする理由、また殺人の動機、これらが明かされないまま進むので、伏見と優佳の攻防の間に、それも気になり、といい感じに読み進めるが、するりと読めてしまう軽い感じと、伏見や優佳をはじめキャラクターのわざとらしさというか、不自然な感じが気になって、心底すごいな、と思うほどの感動はなかった。<br style="clear:both"> ]]>
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<dc:subject>石持 浅海</dc:subject>
<dc:date>2012-04-07T22:06:08+09:00</dc:date>
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<title>★★☆☆☆月の扉-----石持浅海</title>
<description> ハイジャックされた飛行機のトイレの中で、殺人事件が起こる。ハイジャック犯たちは、たまたまそこにいた頭の回転の良さそうな青年に謎解きを依頼する。人質となった250人の乗客は席に座ったまま、犯行現場のトイレの前でハイジャック犯たちと青年のやりとりだけで、物語が進む、というのは面白い手法だが、動きのない会話だけで進めるにはやや力不足な感があり、ああでもないこうでもない、とさまざまな仮説やその反証を延々とさ
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<![CDATA[ <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hinemosunotar-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4334740456" style="width:120px;height:240px;float:left;margin-right:10px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>ハイジャックされた飛行機のトイレの中で、殺人事件が起こる。ハイジャック犯たちは、たまたまそこにいた頭の回転の良さそうな青年に謎解きを依頼する。人質となった250人の乗客は席に座ったまま、犯行現場のトイレの前でハイジャック犯たちと青年のやりとりだけで、物語が進む、というのは面白い手法だが、動きのない会話だけで進めるにはやや力不足な感があり、ああでもないこうでもない、とさまざまな仮説やその反証を延々とされるくだりはやや退屈。<br />基本的にふつうの善人である犯人たちがハイジャックに至った動機、その結末は非現実的なファンタジー要素をうまく組み込んでアイディアとしては面白い。個々の要素として面白いものはあるが、全体のストーリーや雰囲気がなんだか退屈で、納得がいかない。<br /><br />ハイジャックに集中したいから、と無関係の青年に謎解きを依頼しておきながら、犯人たちも青年の相手をずっとしていて、結局あんましハイジャックに集中できていないあたりも気になってしまった。<br /><br />殺人事件の重要なアイテムの１つである「文字が書かれたペーパータオル」が発見されるものの、血に染まって文字が読めず、真相に近づくのが難航するのだが、血に染まったのは偶然でしかなく、犯人の意図したトリックに対する謎解き、というよりも、たまたま発生した不思議な事件を、ひも解く、というのが雑な感じがすする。<br />帯の「かつて、こんなに美しいミステリーがあっただろうか」で、犯人の意図した緻密なトリックを期待して読んだからかもしれない。殺人事件については、偶発アクシデントが複雑にした事件の正解探し、動機探しを楽しみ、物語全体は、いろんな要素を盛り込んだ何だか不思議な物語を味わう気持ちで読んだ方が楽しめるのかもしれない。<br style="clear:both"> ]]>
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<dc:subject>石持 浅海</dc:subject>
<dc:date>2012-04-07T21:50:31+09:00</dc:date>
<dc:creator>homamiya</dc:creator>
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<title>★★★★★そうか、もう君はいないのか-----城山三郎</title>
<description> 著者が亡き妻の思い出を綴ったエッセイ。ぱらりとめくってまず、カバー見返しの写真で初めて城山三郎を見て、実にかっこいいと思った。晩年の写真だろうが、男前。この原稿は、未完で欠落あり、順不同だったものを、新潮社の編集者が一編にまとめたらしいが、バラバラで切れ切れな感じが、またいい味を出している。最愛の妻の死に近づく終盤は、予想通り涙が止まらない。東北本線のグリーン車で、窓の方を向いて世界に没頭しながら
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<![CDATA[ <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hinemosunotar-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4101133344" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="left" hspace=10></iframe>著者が亡き妻の思い出を綴ったエッセイ。<br /><br />ぱらりとめくってまず、カバー見返しの写真で初めて城山三郎を見て、実にかっこいいと思った。晩年の写真だろうが、男前。<br /><br />この原稿は、未完で欠落あり、順不同だったものを、新潮社の編集者が一編にまとめたらしいが、バラバラで切れ切れな感じが、またいい味を出している。<br /><br />最愛の妻の死に近づく終盤は、予想通り涙が止まらない。東北本線のグリーン車で、窓の方を向いて世界に没頭しながら読んだ。<br /><br />冒頭。著者の講演会にこっそり参加し、著者が気付いた瞬間「シェー！」のポーズをとる妻。<br /><br />『笑いたいし、怒りたい。「参った、参った」と口走りたい。そこをこらえて話し出し、何とか無事、講演を終えることができた。』<br /><br />妻は後で控え室に謝りに来るが、『顔にも体にも笑いを残している』<br /><br />このエピソードで、妻・容子さんのチャーミングさにやられる。その後も読めば読むほどに可愛いらしい。<br />シンプルな描写にこめられた愛情に胸がいっぱいになる。<br />わずか130ページの薄い本に、切れ切れのエピソードが、こんなに輝いている。著者の心からの愛情、感謝がぎゅっとつまっている。<br /><br />学生時代にさかのぼった２人の出会いのシーンも小説か！？と思わせるほどドラマチックで胸が熱くなる。<br />休館日でもないのに何故か閉まっている図書館の前での出会い。<br />オレンジ色がかった明るい赤のワンピースを来た若き日の妻。著者の印象は『間違って、天から妖精が落ちて来た感じ。』この後の２人のやりとりも、すごくいい。<br /><br />二夏もの間、家を空けて執筆に専念したが作品は没となり収穫なしの時も、<br />『容子は、何ひとつ文句も質問も、口にしなかった。<br />　それも深い考えや気づかいがあってのことというより、「とにかく食べて行けて、夫も満足しているから、それでいい」といった受け止め方であり、おかげで私は、これ以降も、アクセルを踏みこみながら、ゴーイング・マイ・ウェイを続けて行く事ができる、と思った。』<br /><br />筆で身を立てようとする夫を、ごく自然に支えられる妻の姿をシンプルに表した一文で、すてきだ。<br /><br />妻の茶目っ気を静かに苦笑して受け止める大人なイメージの著者だが、こちらにも少年のようなチャーミングさが感じられる。<br /><br />水上機に乗ってみたいと言ったところ、妻はたいそう心配性でそんな小さな飛行機に乗るのは１度きりと約束させられ、カナダ取材中にその１度を使い果たすが、妻亡き後に、妻が亡くなった事に対しては眠れないほど落ち込んでいたくせに、<br />『約束は、約束した相手が亡くなれば、まあ無効。』<br />と、ハワイでもう一度水上機に乗り、念願の操縦を果たしてしまう。<br /><br />夫婦でオーロラを見に、はるばるアラスカまで行くが、夏の白夜の季節で、オーロラが出ていても見えない。時間も費用も大きな無駄だが、妻は文句も愚痴もなく「あら、そうだったの。残念ね。」とあっさりしたもの。が、その数年後、ヨーロッパに向かう夜行便で、窓の下にオーロラを眺めることができ、２人は手を握り合い、夫婦で旅してよかった、と胸を熱くする。<br /><br />この、穏やかで優しくも鋭いまなざしの著者が、他にどんな小説を書いたのか気になるので、いつか読んでみたい。<br clear="all"> ]]>
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<dc:subject>城山 三郎</dc:subject>
<dc:date>2011-09-11T19:02:58+09:00</dc:date>
<dc:creator>homamiya</dc:creator>
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<title>★★★☆☆ 九月が永遠に続けば-----沼田まほかる</title>
<description> 具体的にはそれほど陰惨な事件が起こるわけでもないのに、じわりと漂う不気味な雰囲気、嫌悪感。練られた文章が、読んでいるうちに、不気味さと嫌悪感をどんどん積み上げてくれる。ストーリー自体はそれほど面白いわけではないと思うが、この雰囲気はどうしたら出せるのだろう？主人公・佐知子の、高校生の一人息子が失踪してしまう。息子のガールフレンドやその父親も協力してくれるが、息子は見つからない。離婚した精神科医の夫
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<![CDATA[ <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hinemosunotar-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4101338515" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="left" hspace=10></iframe>具体的にはそれほど陰惨な事件が起こるわけでもないのに、じわりと漂う不気味な雰囲気、嫌悪感。練られた文章が、読んでいるうちに、不気味さと嫌悪感をどんどん積み上げてくれる。ストーリー自体はそれほど面白いわけではないと思うが、この雰囲気はどうしたら出せるのだろう？<br /><br />主人公・佐知子の、高校生の一人息子が失踪してしまう。<br />息子のガールフレンドやその父親も協力してくれるが、息子は見つからない。<br />離婚した精神科医の夫や、その後妻や娘、息子の担任教師、など登場人物は多く、人間関係は複雑。<br />それらの人物、一人一人がどことなく不気味で、何を考えているのかわからない。「他人の事は本当は決してわからない」というテーマが裏になるのだろうか？<br /><br />読んでいる間は、夢中になってしまうが、読み終わると、何かが残るような感じでは、あまりない。<br /><br clear="all"> ]]>
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<dc:subject>沼田 まほかる</dc:subject>
<dc:date>2011-09-11T18:29:58+09:00</dc:date>
<dc:creator>homamiya</dc:creator>
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<title>★★☆☆☆とんまつりJAPAN 日本全国とんまな祭りガイド-----みうらじゅん</title>
<description> 日本各地のいわゆる奇祭を、著者は愛すべきトンマな祭「とんまつり」と名づけ、せっせと足を運んでは、どうかしている！と祭の模様をユーモラスな絵と、冷静なツッコミで紹介してくれる。読みやすい文章だと思うのだが、何故か私のテンポに合わない感じで、祭そのものには興味が湧いたが、文章を読むのが途中から苦しくなってしまった。原始の匂いが感じられる奇祭たちを、こういう形で紹介してくれるのは、ありがたい。
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<dc:subject>みうら じゅん</dc:subject>
<dc:date>2011-09-11T18:15:13+09:00</dc:date>
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